Mohoで髪の揺れを表現していきます。
まずは素体となる女の子のイラストを描きます。
それをphotoshopで読み込んだ状態です。
こんな風に輪郭や前髪などはレイヤーに分けています。
Mohoで画像(psdファイル)をインポートしてボーンを入れます。
フレキシ結合に選択されたボーンを使用機能を使い、レイヤーごとにボーンの影響力を振り分けています。
ボーンのダイナミクス
ボーンのダイナミクスは、物理エンジンを使ったような、重力に従った動きを実現することができます。
前髪や後ろ髪のボーンを選択して、ボーンのダイナミクスにチェックを入れます。
タイムラインからアニメーションさせると確認できます。
首周りのボーンを傾けると、それに連動して髪の毛が動くのが分かります。
この時髪の毛のボーンは触っていません。ダイナミクスが自動で動きます。
トルク力 3 スプリング力 3 制動力 1
トルク力 2 スプリング力 1 制動力 4
上の方は、トルク力が強すぎるのか、後ろ髪あたりが少しバネっぽいアニメーションになっています。
Mohoのチュートリアルには、以下のようにあります。
[トルク力]の値を大きくすると、ボーンが親の動きに応えてより動くようになります。[スプリング力]は、ボーンが跳ね返る速さ
を決定します。[制動力]は、動いているボーンが動きを停止する速さをコントロールします(抵抗などの減衰を考慮できます)。この場合、トルク力が大きいと、ボーンがより力強く動きます。
[実行環境]
Win10
Moho Pro 13.0.2