Clip Studioで描いた絵をMohoで動かしてみる

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Clip Studio Paintで絵を描く

適当に絵を描きます。
解像度は2920*2080(72dpi)です。

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この時、ボーンを組むことを想定して身体のパーツはレイヤーに分けておきます。

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例えば、前髪部分はfornt_hairレイヤーに入っています。

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ファイル >> 複製を保存 >> .psdでphotoshop用に別途保存します。

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Mohoでインポートする

Moho側のプロジェクト設定はHDTV(1920*1080)とします。

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ファイル >> インポート >> 画像で先ほどのpsdファイルをインポート。

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「個別に」でレイヤー構成を保ったままインポートします。

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インポートできました。

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レイヤーフォルダも含めて階層がそのまま保たれてます。

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psdファイルはMohoプロジェクトにコピーされるわけではなく、参照しているだけみたいなので、psdファイルの変更情報はそのままMohoプロジェクトにも影響します。
例えばこんな風に足の色と髪の毛の色だけを変えて、psdファイルに再保存し、Mohoプロジェクトを開き直すと変更が適応されます。

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ボーンを入れる

一番親のフォルダをボーンレイヤーに変更して、こんな風にボーンを入れました。

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あと親子関係を調整して、

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強度とかも調整します。

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ただ、このままだとボーンの動きに合わせて画像が全部くっついてきます。
こんな風に。

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このままだと一枚絵と変わらないので、それぞれのボーンの動きがどのレイヤーに対応しているのかを紐つけていきます。
まずはtorsoレイヤーを選択状態にして、該当ボーンを選択します。
今回でいうと腰から首元までの3本です。複数あるのでシフトを押しながら選択します。
ボーン >> フレキシ結合に選択されたボーンを使用(ctrl+alt+F)を実行します。
これで、選択レイヤーは紐つけられたボーンの動きにのみ従います。
次回からレイヤー選択時には、フレキシ結合されたボーンがボールド表示されるので、これでどのレイヤーがどのボーンに追随するのかが分かります。

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左腕と左手はこんな感じでフレキシ結合します。

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これをすべてのボーンとレイヤーで行います。
解除は該当ボーンを選択状態でボーン >> すべてのボーンリギングをリセットです。
最終的にこんな風になりました。

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[参考サイト・動画]
aramugi.com

MOHOPro12使い方18 もにっこ初級講座 歩行アニメ実践(前編)

[実行環境]
Win10
Clip Studio Paint Pro 1.10.1
photoshop CC 21.2.4
Moho Pro 13.0.2